問題:最後に、最大の奇問を。 今から、変猫原作の一部をそのままここに書きます。色々なことを推測してみて、この文章が何巻のものであるか考えてみてください。大変かもしれませんが、変猫の総合力が問われます。頑張ってください。 以下、変猫原作より引用 たとえどれほど口が悪くても、どれほど眼つきが悪くても、エミは紛うことなく魅力的な少女だと思う。 「……ありがとう。この埋め合わせは必ずする。それでいい?」 「いいもわるいもないって言ってるっつーの。どーせ好きでもなんでもない子どものそばにいる必要なんかないっつーの。ばーか……」 「え、なんでさ。エミのそういうとこ、ぼくは好きだよ」 「は、はあああ!? んぐにゃああああっ!?」 褒めたとたんにエミは激しく噴き出して、舌でも噛んだふうな真っ赤な顔でバランスを崩してガードレールから落っこちていった。 (中略) 「あんた、変わった」 「どこが?」 「昔は恥ずかしげもないこと言ったら、なんだかんだでけっこー照れた顔してたのに。今は全然そういう感情がないように見えるっつの」 「そうかな、そうかも。それは良いこと? それとも悪いこと?」 「さあ、わかんない。そういうのはあんたが決めることだっつーの。……でも」 「でも?」 「ちょっとだけ、せつない。かも」 引用終わり 出題元【変態王子と笑わない猫。検定! その5】

問題

最後に、最大の奇問を。 今から、変猫原作の一部をそのままここに書きます。色々なことを推測してみて、この文章が何巻のものであるか考えてみてください。大変かもしれませんが、変猫の総合力が問われます。頑張ってください。 以下、変猫原作より引用 たとえどれほど口が悪くても、どれほど眼つきが悪くても、エミは紛うことなく魅力的な少女だと思う。 「……ありがとう。この埋め合わせは必ずする。それでいい?」 「いいもわるいもないって言ってるっつーの。どーせ好きでもなんでもない子どものそばにいる必要なんかないっつーの。ばーか……」 「え、なんでさ。エミのそういうとこ、ぼくは好きだよ」 「は、はあああ!? んぐにゃああああっ!?」 褒めたとたんにエミは激しく噴き出して、舌でも噛んだふうな真っ赤な顔でバランスを崩してガードレールから落っこちていった。 (中略) 「あんた、変わった」 「どこが?」 「昔は恥ずかしげもないこと言ったら、なんだかんだでけっこー照れた顔してたのに。今は全然そういう感情がないように見えるっつの」 「そうかな、そうかも。それは良いこと? それとも悪いこと?」 「さあ、わかんない。そういうのはあんたが決めることだっつーの。……でも」 「でも?」 「ちょっとだけ、せつない。かも」 引用終わり

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